池上彰緊急スペシャル 世界の戦争から「日本の平和」を考える 安保法案は?
池上彰の特番が、「金曜プレミアム」で今週金曜日に放送されるようです!
「日本の平和」という、誰もが関心のあるテーマについて、
いろんな角度から鋭く解説してくれると期待しています。
去年からずっと話題になっている「安全保障関連法案」について調べてみました。
金曜プレミアム
- 英称:PREMIUM FRIDAY
- フジテレビジョン系
- 開始: 2015年4月3日
- 毎週金曜21時から22時52分(原則)
- 単発特別番組枠
名前はよく聞くからシリーズものと思う方もいたかもしれませんが、
「単発特別番組」なんですね。
テレビドラマであったり、ドキュメンタリーであったり、
その時々で放送されている印象です。
安全保障関連法案(安保法案)
今年3月に施行される見通しの「安全保障関連法案」。
この法案は、
新しくつくられる「国際平和支援法案」と、自衛隊法改正案など10の法律の改正案を一つにまとめた「平和安全法制整備法案」からなる。
安保法案とは、そもそも何? わかりやすく解説【今さら聞けない】
ということです。
この中で、特に焦点になっているのが、いわゆる「集団的自衛権」。
簡単に言えば、ある国家が武力攻撃を受けたときに、
直接攻撃を受けていない日本がその国家と協力して共同で防衛する権利。
歴代の内閣解釈では
「日本は自衛権を保有するが行使できない」というものから始まり、
「個別的自衛権は行使できる」
「自衛隊は軍隊ではない」
など様々な形で「自衛権」の解釈が変更されてきました。
今回、ついに「集団的自衛権を行使できる」という法案が成立し、
具体的にどういう状況で集団的自衛権の行使が認められるかという話があるわけですが、
法案や国会議論で提示されている「事態」が、6種類もあるようで。
こちらの記事の図が分かりやすいので、見ていただきたいです。
安保法案とは、そもそも何? わかりやすく解説【今さら聞けない】
たとえば、「平和安全法制整備法案」の中でも「事態対処法」で定義され、
「自衛隊法」第七十六条で言及されている「存立危機事態」などは、
我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある事態
個別の状況がどの「事態」にあてはまるかについては、
「政府が総合的に判断して認定する」ということですが、
民主党をはじめとする野党は、
基準がきわめて曖昧なため、時の政権が恣意的に存立危機事態を認定し、
あれよあれよと自衛隊派遣→武力行使することが可能ではないか!
と警鐘を鳴らしています。
ホントにわかってる? 安保法案の論点 - Yahoo!みんなの政治
どうなる?日本の平和
安全保障関連法(安保法案)が施行されて、
地球上のいろいろな場所に自衛隊が派遣されるようになると
- 自衛隊が襲われる危険性(「後方支援」では武器の提供はないが、弾薬の供給や他国兵士の輸送は認められている)
- 一般国民が襲われる危険性(報復を受ける可能性)
なども懸念も指摘されています。
まとめ
日常生活から切っても切れない「平和」の問題。
詳しくは番組を見ていただきたいですが、
「戦争はビジネスになる」という視点も紹介されるようです。
それは確かに一理あるのかもしれませんが、
当たり前に毎日生活できることのありがたさ、尊さを忘れずに、
日本の、世界の一人一人が行動できることを切に願います。