つみっきーの日記

目の前の出来事に向き合い、得た視点や感じた想いを日々積み上げていく

地元図書館の運用(図書予約システム)

普段お世話になっている、地元の図書館。

その図書館で採用されている図書予約システムについてつらつらと。

 

まず、図書の貸出ルールと予約システムの概要は、よくあるこんな感じ。

 

  • 自治体内の図書館にある本ならば、指定した図書館に取り寄せることができる
  • 2週間借りることができる
  • 後ろに予約者がいなければ、1回だけ返却期限を2週間延長することができる
  • 予約した図書の準備ができたら、メールまたは電話にて利用者に通知される

 

ある本が延長した期限を迎えたので、返却のために図書館に行った。

 

でも実は、まだその本を読みたかったので、窓口で返却したすぐ後に、携帯から図書予約システムにアクセスしてその本を予約した。

 

昼下がりのランニングを終えて帰宅し、夜落ち着いてからメールボックスを見ると、16:30頃に「資料が準備できました」というメールが届いていた。

 

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窓口で返却したのが14:00前だったので、一利用者としては、同じ本をまた手元に置くために、2時間半以上かかったことになる(実際には、まだ受け取りに行っていないが・・・)。

 

それはそれとして、図書館側での運用を考えてみたい。

 

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  • 返却された図書を、書架に戻す
    • 同じ図書館:所定の場所A1に置き、後でまとめて書架に戻す
    • 自治体内の別の図書館:日に△△回ある配送車(?)が来るまで所定の場所A2で保管する
  • 予約された図書を、書架から取り出す
    • 同じ図書館:日に◯◯回予約を確認し、書架から所定の場所B1へ移動させる
    • 自治体内の別の図書館:日に△△回ある配送車(?)から図書を受け取り、利用者が来るまで所定の場所B2で保管する

 

ちなみに、過去に「予約した資料が準備できました」メールが自分に届いた時刻を集計してみると、

  • 09:30
  • 13:30
  • 16:30

の3回だったので、◯◯=3と推測できる。

 

今回借りた本は、自分が窓口として使っている図書館に所属する本だった。

 

そのため、返却からメール連絡までの流れは、

  • (1)「返却する→B1に置く→メール連絡」
  • (2)「返却する→A1に置く→B1に置く→メール連絡」
  • (3)「返却する→A1に置く→書架に戻す→B1に置く→メール連絡」

のいずれかだったと想像できる。

 

ここで、受付の人が「この本をもう一度借りたいか」、つまりシステム上は1か月しか借りることができないが、それでもなお延長したいかと口頭で確認してくれれば、あるいは利用者がその旨申請すれば、

  • (0)「返却する→借りる」

という、利用者にとっては楽なフローもあったかもしれない。

 

今回は(0)ではなかった。

本のバーコードがスキャンされたのを確認した後に、携帯から予約を入れたので、(1)も多分違うと思う。

 

残る(2)と(3)のどちらだったか。

書架に戻すタイミング次第だろうが、これは残念ながら未調査。

 

B1に置く作業自体(予約確認フローとでも呼ぶ)は、

  • 受付の人の手元に来た資料は一件一件対応
  • 書架にある資料はまとめて対応

しているのだと推測される。

 

書架にある資料にまとめて対応する時は、「予約の入った資料リスト」みたいなものを印刷して、分類(日本十進分類法みたいなやつ)に従って資料を探し、B1に持ってくるのだろうと思うが、その場合、A1にある資料(返却されて書架に戻るのを待っている資料)は、どう扱うのだろう。

 

  • A1でも分類に従って並べておき、予約確認フローに乗せる (2)
  • あえて書架に戻してから、予約確認フローに乗せる (3)

 

A1にある資料のうち、どのくらいの割合で次の予約が入っているか分からないが、あえて書架に戻してから、書架にある本に対してだけ予約確認を行うのも、A1の資料を確認する手間を考えると、それほど悪くはない気もしてきた。

 

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利用者から特段の申請がない限り、「目の前に「こう対応した方がいいかもしれない」と思える一つの事例があっても、他に多くの事例が発生した時に個別の判断ができるリソースがないため、あえて機械的に対応する」ことは、業務効率化の上では大事なんだろうと感じた出来事だった。